こんにちははちまるです。
今回は先日BETA版がリリースされたRTX VoiceをRTXシリーズではなく、GTXシリーズやその他旧シリーズで使用する方法を紹介したいと思います。
では早速!
RTX Voiceとは
RTX Voice とはNvidia製グラフィックボードを使用して
バックグラウンドノイズを自動で取り除いてくれるAI活用の魔法のようなプラグインです。
キーボードの打鍵音、周囲の不要な環境音を取り除くことが来ます。
下記のように様々なソフトで使用できることが確認されています。
- OBS Studio
- XSplit Broadcaster
- XSplit Gamecaster
- Twitch Studio
- Discord
- Google Chrome
- WebEx(スピーカー出力の表示に問題が出る場合がある)
- Skype(同)
- Zoom(同)
- Slack(同)
RTX Voice の使用条件
一見RTXシリーズでのみでしか利用ができなさそうな名前のプラグインですが
下記の条件を満たすことで利用可能です。
- NVIDIA GPUドライバー410.18以降のドライバーを使用
- 対応OSはWindows10
- NVIDIA GeForceまたはQuadro RTXグラフィックスカード
インストール手順
ステップ 1
RTX Voice をダウンロードします。
ダウンロードしたインストーラーを実行すると。
このようにエラーになります。(RTX Voice がお使いのグラフィックスカードをサポートしていないため)

そしたらエラーの出たウィンドウを閉じます。
ステップ 2
インストーラー実行時にエラーが出ましたが
ファイル自体はパソコン内に解凍されているのでそれを開きます。
C:\temp\NVRTXVoice\NvAFXの中に必要なフォルダが解凍されています。
RTXVoice.nvi という名前のファイルがあることを確認してください。

ステップ 3
RTXVoice.nvi を任意のテキストエディタで開きます。
開いたら画像14~16行目の3行を削除します。
<constraints> <property name = "Feature.RTXVoice" level = "silent" text = "$ {{InstallBlockedMessage}}" /> </ constraints

削除したら保存して閉じます。
エラーによって上書き保存ができないので下記の手順でアクセス許可が必要です。
RTXVoice.nvi を右クリック→セキュリティ→編集→LogonSessionld_x_xxxxxxxxx(NT AUTHORITY)
アクセス許可部分から 変更 にチェックを入れて適用をします。
ステップ 4
C:\temp\NVRTXVoice 内にある setup.exe を実行します。
間違いなく進んでいたならエラーが出ずに正常なインストール画面が表示されます。

「同意して続行する」ボタンを押すと処理が開始されます。
インストールが終わったら閉じましょう。
ステップ 5
RTXVoice の有効化をします。
Remove background noise from my microphoneにチェックをつけるとRTXVoice が有効になります。
すぐ下のNoise Suppressionの部分で除去率を変更できます。

設定が完了したら×ボタンでウィンドウを閉じて構いません。
あとはデバイスに RTXVoice が追加されているので
使用したいソフトごとに入出力デバイスを選択してください。
まとめ
以上がRTX以外の旧シリーズグラフィックスカードでRTXVoiceを有効化する手順でした!
キーボードの打鍵音や環境音が大きい人はかなり静かになります。
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